第32回まちや塾
講演:「帯広・北の屋台の概要」

2004.12.10 P7:15〜8:00 
場 所:まちやサロン
講 演:「帯広・北の屋台の概要」
講 師:新井 利和 氏(館林商工会議所青年部監査)

 はじめに 〜なぜ、帯広市にいったのか?(H16.11.5〜7)〜

  • 日本商工会議所青年部全国大会「帯広大会」への参加
           → メンバー:正田会長、新井、谷田川、多田、山本、小暮 (事)相場
  • 記念式典や記念講演の聴講…「北の国から」倉本聡さんの講演が良かった

 途中で11/5に『北の屋台』を楽しむ…

  • 2001年に駐車場の敷地を借りてオープン( 536u )。 4 坪程度だが内装は、各店が趣向を凝らしてある。 全 18 店の料理は充実。余興など、面白いことをしていて非常に楽しい。屋台の料理は少なくし、つまむのを楽しむといった感じ。店をはしごして楽しめる。整備は YG が実施。地元の常連客が多く、外には三味線弾きが居て、15 分 2,000 円で演奏してくれる。ここでは、店舗の外側にビニールがあり、さほど寒くはなかった。お客で非常に混んでいる。暖房完備のトイレは補助金で設置。
例 … 『韓国屋台』
料理が工夫してあり、一つのメニューに特化していて面白い。 チヂミが鉄鍋で出され、大きい串の 「韓国風」 おでん。 店外に食材があり、スペース的な問題かもしれないが、非常に良い演出。 メニューの値段は安くないが確かに良いものを出している。客や店主と話が弾み、ごちそうになってしまった。
  • 他の屋台との違い …上下水道・電気・ガス完備 ( 飲食店営業の許可を得ている )
  • 屋台村の規律 … 特になく、自分たちのやりたいように店を作っている。セッティングもほとんどが個人で行っている

 おわりに

  • 屋台を始めるきっかけ … 「 寒い帯広で屋台が成り立つのだろうか? 」 という疑問から  ( 立ち上げ人:後藤さん )
  • 立ち上げまでに 5 年。日本中をまわり、海外も 4 ヶ所を視察
  • 第一期は2001年〜2004 年 7 月まで ( 出店期間は 3 年 )
  • まちおこしとともに立ち上げの時から利益を上げるようにした
  • 誰でも入れる雰囲気がある。 若い子や家族でもOK。 キレイで明るく、周りの環境が良い
  • 飲食店街の近くに位置し、従来から人が歩いているので余計に人の出入りが多い

      面積(ku) 人口密度 世帯数 人口(人) 人口増加率
    帯広市 618.94 276人/ku 76,523 171,132 −0.91%
    館林市 60.98 1,300人/ku 28,802 79,250 −0.11%
    ※参 考(東洋経済新報社:都市データパック2004)